2006年11月1日水曜日

対立するクレーン群

今治市には数多くの造船所が集積していますが、造船所のシンボル的存在が、大きなクレーンだと思います。クレーンが絶えず動いている姿に現在の造船業の活況を感じることができます。このクレーン、たくさん種類のあるクレーンのうちの1種類で、ジブクレーンといいます。ジブ(肘=アーム)の先端の滑車にワイヤーを通してモノを吊る構造のクレーンのことをそのように呼ぶそうです。
皆さんは、このジブクレーンが今治市にどれくらいあるかご存知でしょうか。先日来、私どもが造船所を訪問させていただいたときに数えてみたところ、大小あわせて100本以上ありました。ひとつの市にこれだけのジブクレーンがあるのも造船所が集積する「海事都市 今治」だけかもしれません。
最近は、日が暮れるのも早くなったこともあり、夕方ともなるとクレーンのライトが煌々とともり、きれいに浮き上がります。この様子と来島海峡大橋のライトアップの日が重なると、今治だけでしか見られない景色が広がっています。クリスマスの前後に、カクテル光線のライトアップなどを考えてみると面白いかもしれません。皆さんも是非一度ご覧になってみてください。