2008年6月2日月曜日

シップファイナンスフォーラム

平成20年5月14日~15日に今治市内のホテルで第三回船舶ファイナンスフォーラムが開催されました。このフォーラムはこれまで東京での開催でしたが、今回は“海事都市今治”で開催となり、過去最大の300名を超える参加者となりました。驚くことに参加者の半分ほどが外国人で、セミナーが同時通訳されていました。会場で飛び交う言葉も「英語」「中国語」「韓国語」など国際色が非常に豊かです。
また、参加者も造船会社、海運会社、舶用工業はもちろん、大手オペレーター、金融機関、損保会社等様々な船舶に関係する国内外の会社の代表者が集まっていました。
その中で、今治造船㈱桧垣社長が基調講演を行い、自社の歴史や今後の造船業の展望、地場産業としての自社のあり方などを講演されました。講演後は多くの質問が出席者から出ていました。
続いて、午後のパネルディスカッションでは地元今治から2人の外航海運オーナーがパネリストとして出席し、大手オペレーターに対して、「日本でも屈指の船主」という立場からコメントを出していました。大手オペレーターの船舶増強計画は今治オーナーの存在抜きでは成り立たないそうです。
世界に対してこれだけの力を今治の海事産業の方々が持っていることを実感した二日間でした