96名の参加者のうち大半は次世代を担う子ども達でした。現在、航路の整理が進んでいるため、海事都市今治でも、フェリーなど船に乗る機会が減ってきています。それもあってか、船から橋の下を見上げたり、いつもは車で通る風景を海上から眺める貴重な機会に、参加した子ども達は手すりに掴まってはしゃいでいました。
途中、海上保安部のご協力で巡視艇の伴走や、ヘリコプターの旋回など海や空からの歓迎がありました。クルーズ中の船内では、出前海事講座や、救命胴衣の着用実習、救命筏の展張実験など、子ども達に海のことを知って楽しんでもらおうとするイベントが用意されていました。
今回参加した子ども達の頭の中に「船はどうして浮かぶの?」の答えとこの日一日の体験が残り、将来に繋がる子どもがでてくればと願っています。