2009年11月17日火曜日

今治地域造船技術センター 中級コース

今治地域造船技術センター中級コースが開催されました。初級コースと対象者が異なり、現場で主力となる、ある程度の経験を得て、技術を備えた研修生の技術力アップが目的となっています。
中級コースに参加する15名の研修生は午前中に講習を受けています。これまで職場で教わってきた事や経験で習得してきた事が学術的・技術的に裏打ちされた確かなものである事がわかり、漠然としたものが確信に変わり自信を持って作業に取り組む事が出来るようになるそうです。
また、現場では応用的な溶接等にも取り組みながら、基本的な作業も重ねて行います。この基本的な作業を経験者に対して講習することで、職場で若い経験の少ない技術者に「技術の伝承」をするリーダーになってもらいたいという講師の熱い思いがあるようです。
「ここで使っている実習用の資材はいいものばかりだから、現場に返ったら今日のように作業できないぞ!臨機応変にな!」そのように伝える講師の言葉や指導に優しさと熱意を感じました。