こちらの海運会社では、造船所グループのため、船造りの現場を見学することもインターンシップのメニューに組み込まれています。造船所を見学することで船を造るスケール感、ダイナミックさを身をもって感じることができます。
船を動かすことのグローバル感、国際感覚をより感じてもらうために、例年外国人の船・機長に対するブリーフィングに学生が参加しています。ここでは会社のポリシー、自社の船に対する思いを時間をかけて詳しく説明しています。そうすることで、船・機長に船を大事に扱った航海を心掛けてもらいたいと思っているからです。
海運会社の役員が船・機長に英語で説明している姿に、言語習得の必要性を学生も強く感じたそうです。そして、地方都市の今治にこのように外国人と緊密に仕事をしている会社があるということに驚いていました。
海運会社の仕事を表現することは非常に難しく、一般の方々に理解してもらいにくい業種ですが、将来を担う若い学生に海運会社を知ってもらうインターンシップは、海運会社の将来につながっていくと思います。