現在、船員不足は逼迫していると共に、船員に要求される技量も高くなってきています。そのため、直接船員の教育機関を設立している企業もあります。
今治圏域においても、国立弓削商船高等専門学校には「専攻科」が設けられ、より高度な技術を習得出来るようになり、国立波方海上技術短期大学校は国土交通省所管の全国で2校しかない高卒者対象の教育機関に昇格したことに合わせ、平成17年度から募集定員を80名から90名に増員しています。
入学を目指す皆さんも海や船に対する夢や希望をふくらませているところだと思います。「今治は海事産業が集積しているところなので船関係のことを勉強するには一番良い」という話を聞きます。この恵まれた地域で学校生活を過ごした卒業生が船員となって船を動かし、人や物を運ぶことで私たちの生活が成り立っています。その船員を目指す皆さんは是非、この今治の地で本物の船員を目指してください。
(両校紹介のホームページはこちら(LINK))