2010年7月23日金曜日

海の駅オープニング

7月18日(日)海の日を前に、「いまばり海の駅」と「いまばり・みやうら海の駅」オープニングセレモニーが関係者約100名が参加して行われました。
「海の駅」とは「海から、誰でも、気軽に、安心して立ち寄り、利用できる港」の事で、クルージングにより観光や休憩を目的としたプレジャーボートが寄港出来ます。今回は「いまばり海の駅」が全国で129番目、「いまばり・みやうら海の駅」が130番目に海の駅に登録され、海事都市今治の玄関口の今治港、「国宝の島」大三島の宮浦港、いずれの海の駅も、港を中心としてまちの賑わいを取り戻す拠点として期待されます。
このオープニングにあわせて4艘のプレジャーボートが寄港してくれました。オープニングセレモニーが終わると、早速次の海の駅へ船出していきました。こうして海の駅を通じて、海の人から海のまちへと交流の輪が広がって欲しいと思います。

2010年7月7日水曜日

今治地域造船技術センター 初級 修了式

6月30日(水)、今治地域造船技術センター修了式が行われました。次世代の造船業界を担う若者を育成するこのセンターも6年目を迎え、通算600名を超える研修生を送り出してきました。
今回の研修生は93名ですが、全て20代の若者で、団塊の世代の大量退職もあって、造船業界の年齢層構成が大幅に変化してきています。
船を造る仕事は、たくさんの部品を組み合わせるものですが、“オーダーメイド”で一隻一隻造られているため、熟練の匠の技と新しい技術へのチャレンジが必要とされます。その中核を担い、熟練の匠の技を引き継いでいくのが技術センターを卒業していく研修生の皆さんです。
今回の初級コースですが、今回の研修生が10月に再び集まり、発展研修を行う予定です。これから現場で3ヶ月間の経験を積んだ研修生が、研修の成果を活かしてどれだけスキルアップして帰って来るのでしょうか。手前に座っている講師の先生方も、研修生の成長した姿を楽しみに待っていると思います。