今回の研修生は93名ですが、全て20代の若者で、団塊の世代の大量退職もあって、造船業界の年齢層構成が大幅に変化してきています。
船を造る仕事は、たくさんの部品を組み合わせるものですが、“オーダーメイド”で一隻一隻造られているため、熟練の匠の技と新しい技術へのチャレンジが必要とされます。その中核を担い、熟練の匠の技を引き継いでいくのが技術センターを卒業していく研修生の皆さんです。
今回の初級コースですが、今回の研修生が10月に再び集まり、発展研修を行う予定です。これから現場で3ヶ月間の経験を積んだ研修生が、研修の成果を活かしてどれだけスキルアップして帰って来るのでしょうか。手前に座っている講師の先生方も、研修生の成長した姿を楽しみに待っていると思います。