国内物資の37%を運ぶ、国民の生活に直結する内航海運ですが、現在様々な問題を抱えています。その中でも今回は特に、若い船員の育成問題が焦点になりました。
船員に対する需要は高い中、波方海技短大を始め船員育成学校への入学希望者が減少してきている現状を踏まえ、どうしたら「将来の職業選択肢の一つと若者に捉えさせることが出来るか」、についてそれぞれの立場から意見を交換しました。船員不足の差し迫った状況の中、特効薬はないかもしれません。そんな中、「今できること」がわずかでも、取り掛かっておく必要があると思います。
今治市が皆様と取り組んでいます「次世代の人材育成」も効果はすぐに出ないかも知れませんが、「あの時に取り掛かっておいて良かった」といつか思える取り組みだと思います。今後も皆様のご支援を戴き、取り組みを進めていきますので、よろしくお願いいたします。