2008年7月23日水曜日

「海の日」認定記念シンポジウム

平成20年7月19日に今治市内のホテルで「海事都市今治『海の日』認定記念シンポジウム」が(社)日本船主協会、(財)日本海事広報協会主催で開催されました。これまで海事都市今治が、業界の皆様の支援を得ながら取り組んできたことを、今治の海事産業界につながりの深い2団体が「我々も海事産業を盛り上げ、海事都市今治をアピールしたい」ということで、シンポジウムの開催となりました。
パネリストには、村上誠一郎衆議院議員、山本順三参議院議員、海事振興連盟関谷勝嗣最高顧問、小池百合子元防衛大臣、㈱商船三井生田正治相談役の海事にゆかりの深い5名の出席者が、「これからの日本をどう変えていくか」というテーマで討論されました。
その中でも、国民の生活を守っている海運業の重要性、運送手段として他の運送手段と比較した場合の海運の環境面での優位性など、海事都市今治を拠点に活躍している海運業の世界規模での重要性が語られました。
その海運業界に送り出す船舶を建造する、重要な地位を占める今治の造船界に「エコシップ」の建造研究を世界中の海運業界が待っているとエールがありました

2008年7月15日火曜日

造船・舶用工業就業フェア in いまばり

平成20年7月12日に今治地域地場産業振興センターで「造船・舶用工業就業フェアin いまばり」が四国運輸局主催で開催されました。今治地域の造船業・舶用工業各社の計13社が一堂に会し、“海事都市今治”の直近の次世代を担う高校生が「就業フェア」に集まりました。
それぞれの会社が近未来に就職してくる、貴重な戦力となる高校生に対して自社のセールスポイントや、今治の海事産業界の実力や入社してからの待遇などを、PCなど映像を使って説明したり、熱いコメントで説明したり気さくな説明があったり、各社それぞれのアピールをしていました。
当日、訪れた高校生は配布された資料に熱心に目を通し、資料を整理しながら次々と企業を廻りながら各社の説明を興味深く聞いていました。彼らの学校の先輩が多く活躍している今治の海事産業界にこの中からも続いてくれる生徒が出てきてもらいたいものです。

2008年7月8日火曜日

海の日モデル地区認定

平成20年7月4日に今治市内のホテルで『「海の日モデル地区」認定証伝達式及び記念講演会』が開催されました。「海の日モデル地区」は海事関係24団体で構成する「海の日連絡会」が海を活かしたまちづくりを熱心に取り組んでいる地域を毎年全国で1都市選定し“「海の日」モデル地区”として認定しています。
今回は“海事都市今治”にて、海事産業界を中心に関係団体と続けてきた海事都市構想に基づく海事人材育成の取り組みをはじめとする様々な取り組みを評価され、認定をうけました。今治市では「海の月間」に関係なく年間を通じて海事産業界と一緒になって海事啓発を実施してきましたが、今回の認定を機にますます傾注していきたいと思います。
認定記念講演では『「しんかい6500」と日本の深海技術』と題して海洋研究開発機構の田代省三広報課長が自らの300回を超える潜水体験を貴重な映像などを交えながらユニークにお話いただき、あっという間に時間が過ぎてしまいました。このお話は今治市内の中学生の皆さんに聞いてもらう機会ができればと思います。