2010年6月15日火曜日

5th Ship Finance Forum

平成22年5月25・26日に今治市内のホテルで、「第五回日本船舶金融フォーラム」が開催されました。国内はもとより、シンガポール、香港、イギリス、ギリシャ、韓国など海外からも多数の海事関係者が集まり、出席者の4割以上は外国人というフォーラムでした。
リーマンショック移行の市場動向など、船舶金融に関する最新の情報や、日本の海事産業と関連産業についてなど、様々な専門家が船舶金融の現状と将来について紹介していました。金融・造船・海運の分かれ、ディスカッションを行いましたが、そこでは生の声で貴重な情報・意見が交換されていました。
フォーラムの中では再三、「今治は日本の海事産業の中心地」という言葉が出席者から出ていました。
その重要な土地で開催されるだけに、この地方都市に海外から多数の出席者が多く集まるのでしょう。
これから様々な問題が顕在化し、更に厳しい状況を迎えると言われていますが、これまで幾多の苦境を乗り切ってきた、今治の海事クラスターの存在感が益々高まると思います。