初級研修と異なり、座学と演習が中心に組み立てられ、「安全の心得」や、「メンタルヘルス」、「未来の船舶」等様々なカリキュラムが用意されていました。各造船所の講師陣はもちろん、大学教授や医師など幅広い講師陣が形成され、密度の濃い研修が行われました。
講義が集中的に続くため、研修生も少し疲れ気味でしたが、グループ討論形式の演習では、それぞれが3か月間の初級コースと3か月間の現場体験を元に活発にディスカッションしていました。
初級コースやこういった発展研修があることで、これからの造船所を担う若者の離職率が低くなる効果がでてきているようです。そして、休み時間になると、制服の垣根を越え、お互いに一人の若者になっていろいろな情報を交換しているようで、海事都市今治の未来が明るく育って来ているように思えました。