2008年5月2日金曜日

今治ラスキン会



平成20年4月25日に(財)日本海事協会今治支部にて、第四回今治ラスキン会が開催されました。
今治ラスキン会は第一回目が(財)日本海事協会、第二回目からは今治市外航海運協議会も呼び掛け人に加わり、海事産業界の造船・海運・舶用工業のとも緊密な関係を持つ(財)日本海事協会今治支部が事務局として、昨年2月から年3回のペースで始まっています。なお、この会は今治市も後援しています。
①「世界的海事都市今治」において船主さんを中心にした新しい形の情報交換の場、②肩肘の張らないオープンな場、③今治にしっかりと根付き、皆さんに愛していただける場、④船舶の運航管理に関する重要な情報、更に技術情報の積極的な意見交換を主目的に、そして⑤開催場所は(財)日本海事協会今治支部ということで開催されています。
会場一杯に集まった関係者に様々な部門の専門家が詳細な説明をしますが、この説明が今治では非常に難しいそうです。それは聞く方のレベルが非常に高く、それに応える説明をするためにかなり調査を必要とされるそうです。それだけ“海事都市今治”には重要な海事情報がいろんな方面・分野からいち早く詳細に流れてきているということでしょうか。
このラスキン会、海事産業界の方が集まる貴重な機会です。今では100名を越える方が参加されています。セミナーが終わると懇談の場に変わりますが、そこではセミナーと打って変って柔らかい顔をされた皆さんの談笑が聞こえてきます。会を通じて海事産業間の親近感から一体感へ意識の醸成が大きな目的に見えてきます。



『「今治ラスキン会」って、なーに???』---更に詳しく---
ユニークで耳慣れない名称ですが、(財)日本海事協会(ClassNK)が平成19年2月地元の船主殿を対象とする新しい形の情報交換の場を誕生させたものです。その後、今治市外航海運協議会が共催し、今治市が後援しています。この会では造船・海運界及び関連業界から講師をお招きし、船舶の運航、管理などに有用な情報や、技術動向などについて積極的な情報交換に加え、ClassNKからも情報提供しています。会では肩肘の張らないオープンで率直な交歓の場を目指していますが、今や参加者が100名を越える会に成長しました。
海務・工務を担当されている方々はもちろん経営に携わっておられる方々、造船所設計、営業、検査部門の方々にも幅広くご参加いただいている、今治の地にしっかりと根付いた誰でも気軽にご参加できる会です。
なお、「ラスキン」とは「Last Friday Meeting」に由来しており、「ラストの金曜日」から「ラス金」、「ラスキン」となったものです。“海事都市今治”での開催ですので、「今治ラスキン会」と名づけられました。