3年目を迎えた今回は、海運会社8社と日本海事協会今治支部のご協力をいただき、9社20名が海事産業の現場を体験しました。
この海運会社では、二人の社員が生徒に付きっ切りで海運会社の業務を紹介し、一人の生徒は海運会社が支払う帳票の整理を行い、もう一人の生徒は船などから来る英語のメールの報告を行い、業務を交替しながら処理していました。世界の海を走っている船から絶え間なくメールで報告が送られてきますので、即座に確実に対応しなくてはなりません。
英語理解と帳簿整理、いずれも生徒にとっては学校で学習する部分の応用になります。学業と職場で必要とされる能力が結びついているイメージが広がれば、将来進路を選択する際の有力な候補に海運会社がなってくると思います。