2010年11月25日木曜日

帆船「日本丸」一般公開見学

10月23日、航海訓練所帆船「日本丸」の一般公開見学が行われました。一般公開見学は楽しみにされている方が大変多く、遠くから多勢の方が朝早くから並んで見学されます。この日は「瀬戸内しまなみ海道スリーデーマーチ」の10回記念として「日本丸コース」も設定されていましたので、ゼッケンをつけた多くの参加者が「日本丸」の前まで訪れました。この企画は初めての試みでしたので、参加記念グッズを手にして帆船を背景に記念写真を撮るなど、海事都市今治を歩いた良い記念になったと思います。
3年目を迎えた一般公開ですが、「日本丸」に乗船見学した方は4000名を超えました。今治市内で多くのイベントが行われていたため、午後の終わりの時間近くに親子での見学が多かったように思います。親子連れの会話で「お父さんもこの船に乗って訓練したんだよ」という声に、海事都市らしさを感じた一般公開見学でした。

2010年11月19日金曜日

帆船「日本丸」入港歓迎式

10月22日、航海訓練所帆船「日本丸」の入港歓迎式が行われました。今回の「日本丸」には弓削商船高専の学生も訓練のため乗り組んでおり、訓練生にとっては実質的にはじめての寄港地となりました。
歓迎式では恒例の「今治寿太鼓保存会」による、寿太鼓の演奏で、乗組員と訓練生が「日本丸」から上陸しました。制服の学生が整然と隊列を組んで緊張しながら入場する姿には、初々しい中に凛々しさを感じました。
今治市長から物流を支える船員になるための訓練の過程で海事都市今治への寄港を歓迎し、次世代の海事人材育成に弾みを付けたいと挨拶がありました。「日本丸」の寄港を歓迎するお言葉をそれぞれからいただいた後、瀬戸内しまなみ大使が訓練生に記念の花束を贈呈しました。
「日本丸」大藤船長より寄港の挨拶と「日本丸」の写真をいただき、5日間の「日本丸」寄港事業がいよいよ始まりました。


2010年11月17日水曜日

帆船「日本丸」入港

10月22日(金)独立行政法人航海訓練所帆船「日本丸」が平成20年以来、2年振りに今治市に寄港しました。今回の寄港は、これまで海事都市今治で行われてきました、次世代の海事人材育成を目指した取り組みをより一層進めることが目的の一つ、そして寄港の機会を活かして、平成23年5月に開催される「バリシップ2011」の開催告知を行う、バリシッププレイベントとしての目的があり、今治市海事都市交流委員会、今治市主催で様々な海事関係の皆様のご協力を戴きました。
今回の寄港には「第10回瀬戸内しまなみ海道スリーデーマーチ」等、様々な地域のイベントが同時期に集約して開催され、今治市内は活況を呈していました。
「日本丸」が四阪島本面から蔵敷埠頭へ向かっている様子が確認されると、あちこちから市民の方が集まり、タグボートに曳航されながら「太平洋の白鳥」と称される「日本丸」が美しい姿を現しました。