平成23年2月23日(水)愛媛県立今治北高校の1年生320名を対象に、「今治市外航海運セミナー」が開催されました。
例年通り、同校のOBである海運会社代表者が講師として母校を訪問しました。海事都市今治の中核に位置する外航海運業を通じて、日本の金融、経済が今後どのようになっていくのか、生徒がこの貴重な講演をしっかり聞いて視野を広げてもらいたいという学校の要望があります。
講師からは今治市の外航海運業の現状や日本及び世界で占める地位について、また海事都市今治の成り立ちや今後のあり方などが、経済状況や為替などを踏まえ話されました。後輩たちには「語学を習得して国際人になって欲しい。そして海事関係のどこかで働いて、いつか一緒に仕事をしよう」と呼びかけました。
生徒からは、「仕事のやりがい」や「会社での外国人の係わり」についてなどの質問が出て、「海運・造船とも世界に誇れる産業が今治にあり、今治に生まれて誇りに思う」と感想が述べられました。
こういった取り組みを海事産業界のご協力を戴きながら継続することで、将来の海事都市は発展していくと思います。