平成23年4月5日(火)今治市名誉市民、今治造船株式会社檜垣俊幸会長の銅像除幕式が行われました。雲ひとつない、澄み切った快晴の中、発起人の呼びかけに今治市の海運、造船、舶用工業と海事関係者を中心に、市関係者、日本造船工業会会長など300名の方々が集まりました。
今治城吹揚公園に銅像が設置されましたが、背後には氏が実行委員長となって、陣頭指揮を取った、「今治城築城・開町400年祭」記念事業で再建された鉄門(くろがねごもん)が威容を誇ります。社業を大きく拡大させる一方でこういった、市関係の事業のみならず、今治商工会議所会頭など要職を歴任されたり、「檜垣育英会」のように後進の育成支援にも長い間取り組まれて来られました。
銅像は東を向いています。今治から東には東京を越え、アメリカ果てはヨーロッパと続き「海の民なら男なら みんな一度は憧れた太平洋の黒潮を」と詠われる様子が目に浮かびます。また、銅像の右手は少し上がっています。これは「次への動き」を意味があり、「海事都市今治が世界へ羽ばたこう」という願いが込められているそうです。
これからも様々な場面でより一層のご活躍が祈念されています。