2011年8月11日木曜日

バリシップ見学会 工場・新造船見学会 その5

「バリシップ見学会」で最も広い工場を誇る㈱新来島どっく大西工場です。この見学会ではプロダクトキャリアを見学することができましたが、ぎ装桟橋までは距離があるため、工場内をバスで移動しました。移動しながら、船殻ブロックを製造している過程などを見て、次にドックで船を建造される様子を見て、最後に完成した船を見ることができました。この造船所ではセミタンデム方式で船舶を建造しているため、船の半分が先に出来ていきます。そのため、船が輪切り状態で見ることができ、構造がよくわかります。想像を超える建造方法に子どもたちは驚いていました。
プロダクトキャリアの甲板では、色分けされたハンドルがあり、これがどういった役割を果たしているか、なぜ色分けされているかなど丁寧に紹介されていました。また、隣には自動車運搬船が停泊し、桟橋から見上げて高さに圧倒されていました。船によって運ぶものが異なり、それに伴って様々な部品や機器がついている様子に子どもたちの研究も進んだようです。