2009年8月11日火曜日

「海王丸」セイルドリル

今治海事展閉幕から一夜明けて、蔵敷ふ頭では「海王丸」セイルドリルが行われました。帆船といえば皆さん帆を張っている姿が想像されますが、実際瀬戸内海では航行中に帆を張ることは困難で、こうして停泊中に帆を張り、風を受けて走り出さないようタグボートで抑えて「セイルドリル」を行います。
帆を張ると聞いて駆けつけた見学客の中には「今から仕事があるから、セイルドリルを全部見れないが、ぎりぎりまで見る!」とか、「私が乗船訓練をしたときは、メインマストの上から2番目担当だったよ。」とか、「孫が今、乗船訓練している」など、随分関係する方の見学が多かったようです。これも海事都市今治ならではなのでしょうか。
今回の「海王丸」セイルドリルでは追い風のため、帆がきれいに広がって非常に美しい姿を見せていました。帆船が帆を広げた姿はいつ見ても美しいですね。