2011年9月16日金曜日

造船技術センター初級実技



4月から始まっています、今治地域造船技術センターも終盤を迎え、連日実技の向上を目指した研修が続いています。
暑い研修所の中で、バーナーを当てて練習用鋼材を溶接しています。眩い火花が飛び散り、鋼材が溶接されて行きますが、溶接ラインがぶれずに真っ直ぐ安定した溶接をできるようになるのが難しいようです。講師が横で付きっ切りで「そうだいいぞ、そのままで続けろ」などと指導しています。出来上がった鋼材に講師が点数をつけ、高得点の研修生は表彰されます。講師の指導と点数に、「もう一度やってみる」と練習用鋼材を手にして研修生が溶接を始めます。
  こうしてベテラン講師の指導で「匠の技」を身に着けた研修生が、続々と現場に出て経験を積むことで完成度の高さが評判の「日本の船」が造りだされ、七つの海で活躍することになります。