この研修は今治地域造船技術センターと(独)海上技術安全研究所の主催で、(社)日本中小型造船工業会の共催事業となり、内容は造船技術センターの設計者向け版といった位置づけですが、サテライト方式を使い、東京三鷹の海上技術安全研究所と今治・相生・因島の3か所で同時に講義を受けることができ、その場で質問などができるシステムとなっています。地方に居ながら研究の先端講義をリアルタイムで受講できることは、各社にとっても、受講生にとっても負担が少なく、画期的なシステムといえます。
各社の技術者はOJTで各社独自の設計方法を習得していきますが、この研修を受けることでその内容が理論的に裏付けされ、先進の講義を受けることで、更なる技術開発につながることが期待されます。