2011年9月22日木曜日

水軍レース


730日、今治市宮窪町の村上水軍博物館前で第19回水軍レース大会が開催されました。各地で行われている、カッターレースとは異なり、村上水軍が活躍していた船である小早船を復元し、12人の漕ぎ手が乗り込みスピードを競います。レースで使う小早船は和船大工棟梁渡邊忠一さんの手により建造された、歴史と匠の技を感じさせる船です。
慣れない「櫓」を動かしながら船を前に進めますが、黄色い歓声を受けても、なかなか思うように動かないようで、蛇行している船もたくさんありました。
「能島村上水軍」をキーワードに能島でのお花見、水軍レース大会や弓道大会など、海の歴史の息吹を感じさせるイベントが地元住民の手で開催され、海事都市今治の文化を育んでいます。