2006年12月4日月曜日
製油所と「海事都市 今治」その1
先日、今治市菊間町にある製油所にお邪魔しました。この四国でも最大級の製油所と「海事都市 今治」のつながりについてご紹介したいと思います。
この製油所はご存知のとおり、皆さんの生活に欠かせないガソリンや、灯油、軽油やジェット燃料などの石油製品また石油化学の基礎原料などを主に製造していますが、最近では燃料電池の開発も行っています。以前からこの製油所には多くの今治市民が働いており、また、地域の行事取り組みに協力するなど、実生活の様々な面で密接なつながりを持ってきました。
この地域では古くから菊間瓦の製造、出荷に海運業が結びつき発展してきた歴史があります。現在はこの製油所が石油製品を製造する原料の原油を輸入したり、製造した石油製品を出荷する最大の手段が海上に見える大小のタンカーであり、海運業とのつながりは欠かせないものがあります。
写真上で左側に見える白い大きな船が停泊している桟橋を「ドルフィンバース」、右上の赤い巨大船を係留しているところを「シーバース」と呼びますが、次回はこの「ドルフィンバース」についてお話します。