この製油所では、精製される原油等は100%海上から受け入れ、原油から作られた製品は85%が海上輸送されるため、海運が非常に重要な役割を果たしています。その重要な役割を担う船上のクルーは「来島海峡をはじめとする航海で、安全航行を常に心がけ、海洋汚染防止にも注意しながら、危険物を運ぶ気の抜けない海上輸送を行っています。忙しい冬を迎え、気象条件も悪くなる季節ですが、より一層の安全航行を心がけます。」とのことでした。
旧来の菊間町と製油所との結びつきが、合併した今治市となって、これまでの結びつきに加えて、この製油所に原油を運ぶ船が今治市に本拠を置く造船グループで建造された船であったり、製品を運ぶ船も今治市の海運会社の船であったりと、同じまちとして「海事都市 今治」が機能している姿をこの製油所に見ることができます。