写真の船や定期的に入港する船は10万tクラスですが、今治市の造船会社グループが建造した船もあり、担当の方は船の特徴から「このタンカーはどこの造船所で造った船だ」とすぐ分かるそうです。ちなみにこの船はシンガポール船籍で、船の上は外国になります。
この船がこの製油所にある一番大きな原油タンク1個分を運んできます。船からは写真の4つある滑車付の白いパイプ(ローディングアーム)を通じて桟橋に設置されているパイプを通り、陸上の原油タンクへ荷揚げされます。桟橋には直径約60センチのパイプが設置されており、船から毎秒ドラム缶7,8個!を送り出すため、これだけ大きな船にかかわらず、荷揚げは1~2日で終わります。