保育園児から中学生まで様々な年齢層の子どもに「日本丸」を見ていただきましたが、子ども達の心にどのように残ったのでしょうか。再三触れましたが、今回の帆船「日本丸」寄港をきっかけにこの中から少しでも海事産業に進む若者が出てきてくれれば素晴らしいことだと思います。
訓練生にとっての「日本丸」は船員となる基礎を学ぶ厳しい訓練と、共同生活を送った仲間を作る場になります。海事都市今治にとっての「日本丸」は、子どもが「日本丸」を通じて「海への興味」を強く持ち、夢を抱く存在であったと思います。
最も見ごたえのあると聞いていた出港時の「登檣礼」を見守りました。大きな声で高いマストから「ごきげんよう」と叫ぶ訓練生に感動を覚え、今回の「日本丸」寄港の始終を振り返ると、思わず泣けてしまいました。これからも子ども達が海への興味を持つような取り組みを進めていきたいと思います。