2009年6月24日水曜日

今治海事展シンポジウム

今治海事展“BARI-SHIP”開催記念シンポジウムが5月21日・22日の両日、市内のホテルを会場に開催されました。2日間にわたるシンポジウムでは冒頭に草刈隆郎日本郵船取締役相談役の基調講演があり、続けてパネルディスカッションでは市内外航海運会社の代表者や、造船所の代表者などがパネリストとして入り、海事産業の危機を乗り越えるための意見交換がなされました。二日目のパネルディスカッションでは、メンバーが替わり造船所の代表者や舶用工業の代表者がパネリストとして入り、一大海事産業の現場を有する海事都市今治から「夢を形に」をテーマに情報を発信しました。海事産業の現状は決して良いとはいえませんが、この苦難を海事都市今治に根ざしたネットワークを基に皆で協力して乗り切って行きたいという意見も聞かれました。
このようなシンポジウムでは会場が満席になることは珍しいそうですが、シンポジウムには340名を超える聴講者が集まり、シンポジウムの出演者と内容の質の高さが伺えました。