「バリシップ見学会」の目玉である、工場・新造船見学会は開催前から前評判の高く、実施企業の力の入れ様も非常に強いものがありました。安全に、楽しく工場を見学するための準備は大変であったと思います。子どもたちは学校からバリシップ2011会場と工場を移動するツアーで「バリシップ見学会」を楽しむことが出来ました。
檜垣造船㈱波方工場では、鉄板から船が出来上がっていく様子が順を追ってみていくことができました。中でも大きな鉄板が人の作業で曲げられていく姿に子どもたちの興味がそそられていました。「どうして、鉄が曲るのだろう?どうして鉄で出来た船が浮かぶのだろう?」そういった疑問が、溢れるように湧いてきて説明する作業員に矢継ぎ早に聞いていました。それぞれの場所に配置された作業員から詳しい説明を聞くと、船を造られていくイメージが湧き、工場を出て行く時にはちょっとした「造船博士」になったように見えます。このまま好奇心を持ち続けて欲しいと思います。