2008年8月20日水曜日

帆船「日本丸」入港歓迎式

体験航海を終えた「日本丸」の入港歓迎式典を開催しました。今治寿太鼓保存会の皆さんによる勇壮な太鼓の演奏でオープニングを向かえ、「日本丸」をバックに“海事都市今治”を代表して今治市長の挨拶があり、駆けつけていただいた多数のご来賓にも歓迎をしていただきました。
歓迎式典には体験航海に参加した小中学生にも出席してもらい、代表して小学生と中学生の二人としまなみ大使がお世話になった、「日本丸」乗組員と訓練生に感謝と歓迎の花束を贈呈しました。
体験航海に参加した小中学生と保護者の皆さんには朝早くから長い一日になったと思いますが、盛りだくさんのメニューが用意された「日本丸」での航海やこの式典に参加したことがこの夏休みの大きな思い出になったのではないでしょうか。近い将来、訓練生として「日本丸」に乗り込む参加者が出てくるかもしれません。
7月29日、日本で一番暑いまちであった海事都市今治は、日本で一番海に親しいまちであったと思います。

2008年8月15日金曜日

帆船「日本丸」体験航海 その2

帆船「日本丸」は今治市の沖合に出て、帆を張る訓練をしました。全ての帆を開くことは出来ませんが、そのうち1枚だけ参加者と訓練生が一緒になって帆を張りました。「わっしょい、わっしょい」といいながらロープを引っ張ると少しずつ帆が張れていきます。帆が張れた様子を見て皆満足そうに見上げていました。しばらくの間燧灘を帆で進みました。
体験航海では、船の設備や海図での説明など海洋講座とロープワーク、ヤシ摺りなどの体験事業のメニューが数多く用意されました。参加した子ども達や同行した保護者も大変暑い中でしたが、(この日は今治市が全国一の暑さでした)貴重な体験の機会を楽しんでいました。
参加した子ども達からは「大きくて感動した」「船員の大変さがわかった。」「船員になってみたいと思った」「もっといろんなことを知りたい」「また、参加したい」などの感想が聞けました。今回参加した子ども達から未来の船員が出て欲しいものです。

2008年8月14日木曜日

帆船「日本丸」体験航海 その1

平成20年7月29日に航海訓練所帆船「日本丸」の寄港事業の目玉の一つである体験航海を実施しました。今治市内の小中学生で応募の結果抽選された30名が体験航海に参加しました。
当日は朝早くから「日本丸」に乗り込み、ライフジャケットを着用するなど安全教育講習を受けた後、「日本丸」の紹介や船員になるための紹介を受け、今治港蔵敷埠頭を出港しました。
操舵室や機関室、訓練生の居住区など船内の見学のあとは、デッキで説明を受けました。船に関係する様々な説明を受けていると、今治海上保安部の巡視艇「いよなみ」と海上保安庁のヘリコプターが「日本丸」に近づいてきました。「いよなみ」にも小中学生の体験乗船参加者が乗り込み「日本丸」としばらくの間伴走しました。
参加した子ども達は、訓練生の規則正しい生活や、訓練の様子を興味深く見学していました。
(つづく)

2008年7月23日水曜日

「海の日」認定記念シンポジウム

平成20年7月19日に今治市内のホテルで「海事都市今治『海の日』認定記念シンポジウム」が(社)日本船主協会、(財)日本海事広報協会主催で開催されました。これまで海事都市今治が、業界の皆様の支援を得ながら取り組んできたことを、今治の海事産業界につながりの深い2団体が「我々も海事産業を盛り上げ、海事都市今治をアピールしたい」ということで、シンポジウムの開催となりました。
パネリストには、村上誠一郎衆議院議員、山本順三参議院議員、海事振興連盟関谷勝嗣最高顧問、小池百合子元防衛大臣、㈱商船三井生田正治相談役の海事にゆかりの深い5名の出席者が、「これからの日本をどう変えていくか」というテーマで討論されました。
その中でも、国民の生活を守っている海運業の重要性、運送手段として他の運送手段と比較した場合の海運の環境面での優位性など、海事都市今治を拠点に活躍している海運業の世界規模での重要性が語られました。
その海運業界に送り出す船舶を建造する、重要な地位を占める今治の造船界に「エコシップ」の建造研究を世界中の海運業界が待っているとエールがありました

2008年7月15日火曜日

造船・舶用工業就業フェア in いまばり

平成20年7月12日に今治地域地場産業振興センターで「造船・舶用工業就業フェアin いまばり」が四国運輸局主催で開催されました。今治地域の造船業・舶用工業各社の計13社が一堂に会し、“海事都市今治”の直近の次世代を担う高校生が「就業フェア」に集まりました。
それぞれの会社が近未来に就職してくる、貴重な戦力となる高校生に対して自社のセールスポイントや、今治の海事産業界の実力や入社してからの待遇などを、PCなど映像を使って説明したり、熱いコメントで説明したり気さくな説明があったり、各社それぞれのアピールをしていました。
当日、訪れた高校生は配布された資料に熱心に目を通し、資料を整理しながら次々と企業を廻りながら各社の説明を興味深く聞いていました。彼らの学校の先輩が多く活躍している今治の海事産業界にこの中からも続いてくれる生徒が出てきてもらいたいものです。

2008年7月8日火曜日

海の日モデル地区認定

平成20年7月4日に今治市内のホテルで『「海の日モデル地区」認定証伝達式及び記念講演会』が開催されました。「海の日モデル地区」は海事関係24団体で構成する「海の日連絡会」が海を活かしたまちづくりを熱心に取り組んでいる地域を毎年全国で1都市選定し“「海の日」モデル地区”として認定しています。
今回は“海事都市今治”にて、海事産業界を中心に関係団体と続けてきた海事都市構想に基づく海事人材育成の取り組みをはじめとする様々な取り組みを評価され、認定をうけました。今治市では「海の月間」に関係なく年間を通じて海事産業界と一緒になって海事啓発を実施してきましたが、今回の認定を機にますます傾注していきたいと思います。
認定記念講演では『「しんかい6500」と日本の深海技術』と題して海洋研究開発機構の田代省三広報課長が自らの300回を超える潜水体験を貴重な映像などを交えながらユニークにお話いただき、あっという間に時間が過ぎてしまいました。このお話は今治市内の中学生の皆さんに聞いてもらう機会ができればと思います。

2008年6月2日月曜日

シップファイナンスフォーラム

平成20年5月14日~15日に今治市内のホテルで第三回船舶ファイナンスフォーラムが開催されました。このフォーラムはこれまで東京での開催でしたが、今回は“海事都市今治”で開催となり、過去最大の300名を超える参加者となりました。驚くことに参加者の半分ほどが外国人で、セミナーが同時通訳されていました。会場で飛び交う言葉も「英語」「中国語」「韓国語」など国際色が非常に豊かです。
また、参加者も造船会社、海運会社、舶用工業はもちろん、大手オペレーター、金融機関、損保会社等様々な船舶に関係する国内外の会社の代表者が集まっていました。
その中で、今治造船㈱桧垣社長が基調講演を行い、自社の歴史や今後の造船業の展望、地場産業としての自社のあり方などを講演されました。講演後は多くの質問が出席者から出ていました。
続いて、午後のパネルディスカッションでは地元今治から2人の外航海運オーナーがパネリストとして出席し、大手オペレーターに対して、「日本でも屈指の船主」という立場からコメントを出していました。大手オペレーターの船舶増強計画は今治オーナーの存在抜きでは成り立たないそうです。
世界に対してこれだけの力を今治の海事産業の方々が持っていることを実感した二日間でした

2008年5月26日月曜日

7社合同展示会

平成20年5月13日に今治市大西町にある渦潮電機㈱本社工場内で舶用工業7社が集まり、合同展示会が開催されました。この展示会はSEAJAPANが開催される年にSEAJAPANに出展したものとほぼ同じ最新機材を使ってセミナーやプレゼンテーションを、海事産業の集積している“海事都市今治”で開催しています。
この合同展示会は他の地域で開催される展示会と違うところがあります。それは地元の海事産業の関係者が非常に多く訪れるということです。写真のとおり、各社の作業服を身にまとった、実際にその機材を扱う現場の方が多く訪れ、実際の運用に当たっての質問や、新製品の特徴などを詳しく聞いていました。実際に機材を扱う方からの質問や意見、提案などは製品を開発したり、運用する上で非常に参考になり、それが会社の競争力につながっているのでは、と想像しました。それだけに海事都市今治で展示会を開催する意義が大きいと感じました。

2008年5月16日金曜日

進水式・工場見学会

平成20年5月8日に公開進水式並びに工場見学会が開催されました。今回は立花小学校5年生90名が渦潮電機㈱本社を訪れ、最初に子ども向けに作られた会社紹介のビデオを見ました。この会社がどのようなことをしているかを学習した後、写真のように実際に機器を製作している工場をお姉さん先生のガイドで見学しました。
この会社が開発している燃料電池の見学では水素と酸素で発生する電気により電球(プラズマボール)が灯る実験をしましたが、小学生が鈴なりになって電球を触って楽しんでいました。小学生はレポートに感じたことを一生懸命書いていましたが、中には舶用機器の絵を熱心に書く小学生もいて、理由を尋ねると「見たことがなく、珍しいから書いた」とのことでした。
工場の現場見学ということで、従業員の皆さんの見学者に対する安全への配慮は大変なご苦労があったと思います。しかし、「この中から将来海事産業に進路を取ってくれる人が出てきてくれたら」という期待を持って「少しでも海事産業に触れる機会を」と機会の提供をされています。
小学生は工場見学の後、進水式に向かいました。この恵まれた機会を得た小学生達から将来の海事産業の担い手はきっと出てくると期待しています。

2008年5月2日金曜日

今治ラスキン会



平成20年4月25日に(財)日本海事協会今治支部にて、第四回今治ラスキン会が開催されました。
今治ラスキン会は第一回目が(財)日本海事協会、第二回目からは今治市外航海運協議会も呼び掛け人に加わり、海事産業界の造船・海運・舶用工業のとも緊密な関係を持つ(財)日本海事協会今治支部が事務局として、昨年2月から年3回のペースで始まっています。なお、この会は今治市も後援しています。
①「世界的海事都市今治」において船主さんを中心にした新しい形の情報交換の場、②肩肘の張らないオープンな場、③今治にしっかりと根付き、皆さんに愛していただける場、④船舶の運航管理に関する重要な情報、更に技術情報の積極的な意見交換を主目的に、そして⑤開催場所は(財)日本海事協会今治支部ということで開催されています。
会場一杯に集まった関係者に様々な部門の専門家が詳細な説明をしますが、この説明が今治では非常に難しいそうです。それは聞く方のレベルが非常に高く、それに応える説明をするためにかなり調査を必要とされるそうです。それだけ“海事都市今治”には重要な海事情報がいろんな方面・分野からいち早く詳細に流れてきているということでしょうか。
このラスキン会、海事産業界の方が集まる貴重な機会です。今では100名を越える方が参加されています。セミナーが終わると懇談の場に変わりますが、そこではセミナーと打って変って柔らかい顔をされた皆さんの談笑が聞こえてきます。会を通じて海事産業間の親近感から一体感へ意識の醸成が大きな目的に見えてきます。



『「今治ラスキン会」って、なーに???』---更に詳しく---
ユニークで耳慣れない名称ですが、(財)日本海事協会(ClassNK)が平成19年2月地元の船主殿を対象とする新しい形の情報交換の場を誕生させたものです。その後、今治市外航海運協議会が共催し、今治市が後援しています。この会では造船・海運界及び関連業界から講師をお招きし、船舶の運航、管理などに有用な情報や、技術動向などについて積極的な情報交換に加え、ClassNKからも情報提供しています。会では肩肘の張らないオープンで率直な交歓の場を目指していますが、今や参加者が100名を越える会に成長しました。
海務・工務を担当されている方々はもちろん経営に携わっておられる方々、造船所設計、営業、検査部門の方々にも幅広くご参加いただいている、今治の地にしっかりと根付いた誰でも気軽にご参加できる会です。
なお、「ラスキン」とは「Last Friday Meeting」に由来しており、「ラストの金曜日」から「ラス金」、「ラスキン」となったものです。“海事都市今治”での開催ですので、「今治ラスキン会」と名づけられました。