2009年7月29日水曜日

檜垣造船工場 新造船見学会

檜垣造船の工場・新造船見学会では最新鋭のブロック工場が見学できました。ここでは実際に鉄板を切断したり、鉄板を曲げる「ぎょう鉄」の様子など、船の一部になるパーツを整然と製造する過程をリアルタイムで見学できました。一枚の大きな平らな鉄板が色々な形になってゆく姿はとても不思議な感じがしました。子ども達も一枚の鉄板が船になってゆく様子に興味が引かれたようです。その様子を詳しく、わかりやすく造船所の社員が説明してくれるため、理解が深まりました。
船舶の見学では、大きな船に自動車のハンドルより小さなハンドルがついており、「この、大きな船がこんな小さなハンドルで向きが変わるなんて!」と見学者を驚かせていました。通常では触ることもないハンドルですが、今回の見学会ではこのような光景があちこちで見ることができました。船を造るための過程、建造中の船、完成した船が一度に見学できるのは、「現場を有する“海事都市今治”」の強みかもしれません。